古いPHP・WordPressのバージョンアップ方法

WordPress

PHP5.*

「昔構築したWordPressの調子が悪い」と状態を確認してみると、PHP5.*のままレンタルサーバーを運用していたりすることがあります。

WordPressもPHP5.*のままだとバージョンアップできずに古いまま。当然プラグインも古いままという状態。

同じバージョンのPHPが利用できるサーバーを準備

本番環境で、PHPもWordPressも一気にバージョンアップなんてしたら取り返しの付かないことになります。エラーがでて残業して復旧作業とかになりかねません。

まずは、同じバージョンのPHPが使えるサーバーを準備します。

そして、コンパネから問題のサーバーと同じくらいのPHPバージョンを指定します。

MYSQLに関してはなかなかそうも行かないので、できる限り近いバージョンで。

MYSQLをダンプ・ファイル一式をコピー

SSHが使えるレンタルサーバーならコマンド一発でファイル一式をコピーすることができます。FTPでそれをやると恐ろしく時間がかかることがあります。

MYSQLはダンプファイルを使って開発環境サーバーでレストアします。

wp-config.phpの書き換え

wp-config.php内のDB情報を今回準備したサーバーの情報に書き換えます。

この状態で動作するか確認

元の環境と可能な限り近い環境にしたら、WordPressの閲覧・投稿などができるか確認します。この時点でエラーが出ていたら厄介(笑)

同じ環境ならエラーは出ないはず。

プラグイン関連をアップデート

WordPressの管理画面から、プラグインをアップデートします。

WordPressが動作しているか、エラーを吐いていないかもチェックします。

WordPressをアプデート

プラグインをアップデートしたら、WordPressもアップデートします。

WordPressが動作しているか、エラーを吐いていないかもチェックします。

プラグインをもう一回アップデート

WordPressをアップデートすると、更にプラグインのアップデートが必要な場合があるので、あればアップデート。

WordPressが動作しているか、エラーを吐いていないかもチェックします。

PHPのバージョンアップ

最後にPHPのバージョンアップ。PHP5.*からで、function.phpをいじっている場合色々書き換える必要が出てくると思います。

デバックモードにして、エラーを潰します。

最後にエラーも出ずに動作しているかのチェックをして完了。

元のサーバーの各種アップデート

開発環境でいじった手順で元の本番サーバーもアップデートしていきます。似たような環境でテストしたとは言え全く同じでは無いと思うので、おかしな挙動を起こしたときはデバッグモードでチェック。

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